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母の日

2023.04.13 お母さんいつもありがとう。心のこもったお花をプレゼントしよう

毎年5月の第2日曜日(2023年は5月14日)は、お母さんに感謝する「母の日」
花屋さんにはカーネーションが並び、母の日ギフトを目にする機会も増えるこの時期、プレゼントの準備はできていますか?

色が違うと想いも変わる!?カーネーションの意味

 

20世紀、アンナが母に捧げたのは白いカーネーションでしたが、今では、母の日に赤いカーネーションを贈ることが定番です。

キリストが十字架に架けられたとき、聖母マリアが落とした涙から赤いカーネーションが咲いたと伝えられ、母性愛の象徴といわれています。

実は、以前は白と赤で別の理由がありました。
白は、亡くなった母をしのぶもの。赤は、健在の母を想うもの。
日本でも始めは区別されていましたが、傷つく子どもたちもいるとの考えから、赤に統一されたということです。

花にはそれぞれ花言葉があるように、カーネーションにも色違いでいろいろな花言葉があります。
中にはネガティブなものも含まれているので、注意しましょう。
プレゼントには、ぜひ花言葉の想いを込めて、カーネーションを贈ってみてはいかがでしょうか。

カーネーションの花言葉

 「母への愛」「純粋な愛」「真実の愛」
ピンク 「感謝の心」「温かい心」
オレンジ 「純粋な愛情」「感動」
 「永遠の幸福」
 「誇り」「気品」
 「亡き母をしのぶ」「尊敬」「あなたへの愛は生きている」
濃赤 「私の心に悲しみを」
 「軽蔑」「嫉妬」

そもそも母の日の由来とは

その起源はアメリカにあり、南北戦争中にアン・ジャービスという女性が敵味方問わずに負傷兵の衛生状態を改善するための取り組みを「母の日の仕事」と称して地域の女性を結束させました。
ジャービスの死後、1907年5月12日に娘であるアンナ・ジャービスが母アンが教師をしていた教会で亡き母を偲んで白いカーネーションを贈りました。その思いに共感した人々が同教会で1908年の5月10日「母の日」を祝う集会を開きました。そこでアンナが参加者全員に母親が好きであった白いカーネーションを渡したことがきっかけで「母の日」のシンボルになり、その後の呼びかけでついに、1914年にアメリカで記念日となりました。
それから、亡くなったお母さんへ贈る花は白いカーネーションとなったようです。
日本で最初に【母の日】が行われたのは、明治時代の末期と言われています。
大正時代になってから、キリスト教の広がりとともに、全国に定着したと言われています。
昭和に入り、当時の皇后の誕生日の3月6日を母の日として定めていたのですが、第2次世界大戦終了後、アメリカにならって5月の第2日曜日に行われるようになりました。
現在は、様々な色、赤に限らず、ピンクやオレンジ、黄色などの切り花のカーネーションや
鉢のカーネーションも彩り豊かな種類がたくさんみられるようになってきましたね。